雨に唄えば|JUNE UMBRELLA|12Months Movie

雨に唄えば 映画イラスト イラストコラム

映画好きイラストレーター3人で、その月に合わせたモチーフが印象的な映画を紹介する note 12Months Movie を運営しています。 6月のモチーフ『Umbrella(傘)』で、私がピックアップした映画は『雨に唄えば』です。

pick up Movie

  • 『箱入り息子の恋』丸ゐン丸
  • 『雨に唄えば』yuki
  • 『シンプル・フェイバー』Eika

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12Months Movieに書ききれなかった感想

映画の中に印象的な雨のシーンは沢山あるけれど、「傘」の映画というと少し絞られる中で、私は、このジーン・ケリーが傘を閉じて踊り出すシーンを見ると、傘をさしてたのに友達とはしゃぎすぎてびしょ濡れになって笑いあった思い出とか、傘は持ってるんだけど、あえて閉じて『悲壮感』をめちゃくちゃ感じてみるごっこをしたなぁ〜とか、今思えば痛々しい思い出が蘇ります。笑

映画って内容だけでなく、自分が観た頃の情景も一緒に思い出になると思うので、昔観た映画で思い出が蘇る感覚がすごく好きです。

今、コロナ禍で生活に大きな変化のある中で、すごく久しぶりに『雨に唄えば』を観たのですが、歌もメッセージもとにかくポジティブでとても励まされました。

『家にこもってるからできない』とか、『ストレスがたまる』とか、『イベントが中止になった』とか、色々な声が聞こえてきますが、『雨に唄えば』を観た後に、あのままトーキー映画が登場しなかったら、あの台詞が聞けなかった!?!?とか想像していたら、今、もしかしたらまだ体感したことない新しい何かが生み出される時なのかもしれないと思うと、ワクワクする気持ちも出てきました。

と、いいつつ自分の好きなものでいうと、『映画館』がなくなってしまうのは悲しすぎるので、落ち着いたらまた沢山通ったり、私にできる限りのことはしたいと思っていますが、全てをネガティブに考えず、発想の転換が新しい価値を産むことと、時代は常に変わることを楽しみたいなという気持ちになれました。

5年後とか10年後とか、また時間が経ってから『雨に唄えば』を見返す時、コロナ禍で家から出られなくて毎日1〜2本旧作観て、色々考えたな〜とか思うんだろうな。ある意味新しい思い出になりました。

作品情報

雨に唄えば

原題:Singin’ in the Rain
公開:(製作国)1952年|(日本)1953年
監督:ジーン・ケリー|スタンリー・ドーネン
脚本:アドルフ・グリーン|ベティ・カムデン
出演:ジーン・ケリー
デビー・レイノルズ
ドナルド・オコナー
ジーン・ヘイゲン

あらすじ

俳優のドン(ジーン・ケリー)は、女優のリーナ(ジーン・ヘイゲン)と共にサイレント映画界のトップスター。しかし、他のスタジオの世界初のトーキー映画が大ヒットし、ドンとリーナもトーキー映画に挑戦することに。しかし、ドンは歌とダンスは得意だが、セリフはど素人以下レベル。リーナはキーキー声でシリアスな映画には到底向かない。また、音声を拾う設備が整っておらず撮影も難航。なんとかできた映画は、試写会で大失敗を遂げる。 そんなどん底の最中、ドンと、親友のコズモ(ドナルド・オコナー)、駆け出しの女優・キャシー(デビー・レイノルズ)は、素晴らしいアイデアを思いつく。その帰り道、ドンは大雨の中、逆境を楽しむかのように、傘を閉じて歌い、踊り出すのだった。