パルプ・フィクション|映画イラスト・感想

パルプ・フィクション|映画イラスト・感想|ミア

作品情報

パルプ・フィクション

原題:Pulp Fiction
公開:1994年
監督:クエンティン・タランティーノ
脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:ジョン・トラボルタ
ユマ・サーマン
サミュエル・L・ジャクソン
ブルース・ウィリス
ティム・ロス
アマンダ・プラマー
クリストファー・ウォーケン
ハーヴェイ・カイテル

あらすじ

ギャングの殺し屋・ヴィンセントとジュールス、ギャングのボスの妻のミア、ギャングを裏切ったボクサーのブッチ。それぞれの物語が交差するオムニバスストーリー。

映画のおすすめポイント

パルプ・フィクションは、ギャングの抗争を題材にした映画にあまり興味ない私でもなぜか魅力に取り憑かれる、エンタメオタク・タランティーノ監督だからこそできた映画だと思います。
クライム映画なのに会話が中心で、そのエピソード重要なの?という要素はばかり散りばめられているのに、観ている途中で時系列がおかしいことに気づいて、もう1回!もう1回!となって取り憑かれてしまう魅力で溢れてます。
私は専門家じゃないので、なぜかっこいいと思うのかを言葉にするのがすごく難しいの映画なのですが、音楽の入れ方、場面の切り替え方がテンポがよくて、初めて観て20年近くたった今観ても、より一層かっこいいと思える映画です。

パルプ・フィクション|映画イラスト・感想|ヴィンセント ジュールス

美術もかっこいいパルプ・フィクションですが、とある出来事のせいで、ジョン・トラボルタ演じるヴィンセントと、サミュエル・L・ジャクソン演じるジュールズが、タランティーノ監督が演じているジミーに、ダサTを着せられるんですが、この登場シーンが私は大好き!今までそんなにちゃんとTシャツの柄について考えてなかったんですが、イラストを描くためにヴィンセントのTシャツをじっくり見ていたら、「UC SANTA CRUZ」と書いてあって、「カリフォルニア大学サンタクルーズ校」のTシャツなんですね。笑 黄色いナメクジのキャラクター「バナナスラッグ」が大学のキャラらしいです。笑 アメリカの大学の評判は詳しくわからないけど、ジミーはギャング達とは違う世界の人だってことなのかな?

ミアとヴィンセントがダンスするシーンも大好きなのですが、私はキャラクターとしてはジュールズが一番好きです。サミュエル・L・ジャクソンは、今ではもうニック・フューリーの人って感じですが、たまにパルプ・フィクションを観ると細くてビックリしますね〜。ニック・フューリーの吹き替えは竹中直人さんですが、ジュールズの吹き替えは大塚明夫さんがやっていてかっこいいので、吹き替えでもちょくちょく観ています。あまりアマプラやNetflixで見放題になってる印象のない映画ですが、DVDを買って何度も繰り返し観て欲しい映画です。