
作品情報
ジョジョ・ラビット
原題:Jojo Rabbit 公開:(製作国)2019年|(日本)2020年 監督:タイカ・ワイティティ 脚本:タイカ・ワイティティ 出演: ローマン・グリフィン・デイヴィス スカーレット・ヨハンソン タイカ・ワイティティ トーマシン・マッケンジー サム・ロックウェル レベル・ウィルソン スティーブン・マーチャント アルフィー・アレン 他あらすじ
第二次世界大戦期のドイツの町で暮らすジョジョは、ヒトラーユーゲントのキャンプに参加する愛国心のある少年。しかし、仲間に弱虫と言われ、空想上の友達のアドルフ・ヒトラーに弱音を吐く日々だった。ある日、当たり前に“悪い存在”と教わってきたユダヤ人の少女と出会ってしまい、ユダヤ人の弱点を書いた本を作ろうと密かにリサーチを始めるが…映画ファッションポイント
イラストに描いたスカーレット・ヨハンソン演じる、ジョジョの母親・ロージーは、戦争中とは思えないほど派手でお洒落なファッション。 映画を観る前は、ナチス映画なのにこんな派手なファッションなの!?その辺もコメディタッチだから!?と、どんな映画なのか想像を巡らせていたのですが、映画を見終えたらファッションや背景美術ありきで大好きな映画になりました。 ナチスの人々が軍服に身を包む中、ロージーは大きな中折れハットに大柄のニットカーディガンのコーデや、赤いボーダーのニットっぽいシャツに真っ青なコートなどのコーデで、とにかく目立つ存在。戦争の最中でもアイデンティティを失わず、自立した女性であることがすごく表現されているなと思いました。物語の核心をつく部分が含まれてくるので、これ以上衣装のことを書きたいけど書きにくいのですが、パンフレットのタイカ・ワイティティ監督のコメントに、“第二次世界大戦期の映画では、茶色か灰色の服を着ているのがほとんどだけど、実は明るい色やお洒落なデザインを着ている人もたくさんいて、今日が最後の日かもしれないからお洒落をしていた”ということが書いてあって、なるほどなぁと思いました。改めてファッションにも注目しながら観直したい映画です。 あと、スカーレット・ヨハンソンは少しエロい衣装のイメージが強かったんですが、お母さん役がマリッジ・ストーリーに続き最高に最高に良くって、こんなスカヨハ様をもっと観たいと思いました。映画の見所・感想
