映画『ノマドランド』の感想|トモマツユキの絵日記 no.028

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『ノマドランド』観てきました。

勤めていた企業が倒産して、住む場所を失ってしまったフランシス・マクドーマンド演じる主人公のファーン。実際にノマドとして暮らす人々と出会ったり別れたりする暮らしを映したドキュメンタリーとフィクションの間の様な映画。

問題提起するわけでもなく、ノマドとして生きることを美化するわけでもない。自分らしく生きるってどういう事だろうと改めて考えてしまう映画でした。

ファーンは自分のことを、『ホームレス』ではなく『ハウスレス』だという。ホームは心にあればいい、と。
その言葉がズシっと来た。私は家はあるけど、ホームレスなんじゃ…。自分が生きる意味はいつか見出せたら良いなぁ。

アメリカの美しすぎる広大な大地に、自由すぎる不自由さを感じた。私は不自由の中に見出す自由の方が向いているかもしれないなぁ。

心に語りかける素晴らしい映画でした。
この作品を手がけたクロエ・ジャオ監督がどんなマーベル作品を作るのか、『エターナルズ』がさらに楽しみになりました!

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『トモマツユキの絵日記』
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