トモマツユキの物語中毒 2022年4月

映画・アニメ・ドラマのレビューイラスト トモマツユキの物語中毒 2022年4月

前月に観たエンタメ作品の中からお気に入りの作品をピックアップしてイラストコラムにまとめました。

4月はアニメ作品が多くなりました。イラストに入れ忘れましたが、スパイファミリーも毎週楽しみにしています♪

また、ドキュメンタリー映画なので、「物語中毒」にはピックアップしなかったのですが、4月のベストムービーは「スパークス・ブラザーズ」!

映画「スパークス・ブラザーズ」イラスト ファンアート

3月にピックアップした「アネット」の楽曲と原案をしているスパークスの半生を、エドガー・ライト監督が愛情たっぷりで手がけたドキュメンタリー作品。フィクション以上に浮き沈みがある人生の中で、自分たちの個性を曲げずに音楽活動を続けていることに感動! 音楽も映像もとっても楽しくてスパークスを知らない方にもおすすめでした!

2022年4月に観たお気に入りの作品

名探偵コナン ハロウィンの花嫁

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映画「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」イラスト ファンアート

今年のコナンは高木刑事と佐藤刑事が主役! かと思いきや、降谷零とその学生時代の仲間たちの過去を辿る物語もメインエピソードとなっていて、胸熱展開のオンパレードでした!

犯人はまぁわかりやすいんだけど、たどり着くまでの過程もすごく面白かったし、安室さんが出てくる回はアクションもハラハラドキドキで、久しぶりにめちゃくちゃ面白かったです!

正直、「紺青の拳」と「緋色の弾丸」があまり私の好みではなかったので、今年はどうしようかなーと思っていたのですが、観に行って良かった♪ 社会人になって観てなかった年もあるんですが、小学生の頃から変わらずコナンはワクワクさせてくれます♪

毎年予告が楽しみですが、来年はあの人の声だったので、彼女もメインになりそう…ふふふ♪ 楽しみです!

モービウス

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映画「モービウス」イラスト ファンアート

幼い頃から血液の難病を抱えるマイケル・モービウス。難病の治療法を見つけるため、自らの体でコウモリの血清を投与し、病を克服することができるのだが……。その代償に、血液を求める凶暴性を秘めたヴァンパイアとなってしまい!?

という少し懐かしさを感じるヴァンパイアもの。他の人の感想を見ると賛否両論の印象ですが、2000年前半くらいの再びヴァンパイアものが流行ってた時期に公開だったら評価は全然違いそう。語り尽くされた感はありつつも、ヴァンパイアものが好きな私としては、大人しいモービウスが豹変するところがとても面白かったです♪

サム・ライミ監督版『スパイダーマン』のような、ソニピクらしいどんよりとした空気も好きです。私は万能なヒーローに面白みを感じないので、リスクを背負ったヒーローや精神的に弱いキャラの方が感情移入できるんですよね。

アクションシーンは、よくあるスローモーションになるやつを多用しすぎて、少しダサさ?古さ?を感じましたが……。

モービウスの親友マイロ役で、マット・スミスが出てるんですが、彼が出ていなかったら映画全体の雰囲気が変わってしまうのではないかと思うほど、独特な存在感が凄かったです。『ラストナイト・イン・ソーホー』でも怖かったもんなぁ(いい意味で)。魅力に惹きつけられまくりなので、今後もっと他の作品でもマッスミの演技が観たいです!

RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略

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映画「RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略」イラスト ファンアート

TVアニメ「輪るピングドラム」から10周年を記念して、なんと劇場公開! クラウドファンディングで多くの支援があって、沢山の追加シーンが作成できたのだそう。

「輪る」というだけあって、総集編なんだけど、運命がまわっていて、続編のようになってる…!

私の数少ない何度も何度も見ているアニメで、思い入れも深いのですが、今作で出てきた新キャラによって、昔見ていた考察が当たっているのがわかり、映画を見終えてさらにもう一度見返しました。

最近はわかりやすい作品がヒットしやすいのか、考察を見る楽しみがある作品が減っていますが、イクニ監督にはこれからも、意味不明だけど、意味があって、意味が分からなくても面白い作品を沢山見せていただきたいです…! 後編も楽しみ!

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

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『ハリー・ポッターと賢者の石』から約70年前が舞台の魔法ワールドシリーズ『ファンタスティック・ビースト』第3作目! 魔法動物学者のニュート・スキャマンダーが、若きダンブルドア先生やその宿敵グリンデルバルドの抗争に巻き込まれていく物語。

2作目で物語が大きく暗い方に動いたのですが、ファンの反応が悪かったんでしょうか? 2作目で投じたエピソードがサラッと流されていて個人的にはガッカリでした。
リタの扱いそんな感じ!? と思ったし、クリーデンスとナギニの話どうなった!? そして、あっさり解決したクイニーの件も「うーん」という感じ……。
さらに、ダンブルドアのあのテキトーな作戦……。物語作るの放棄したのかと思うほど、グダグダに感じました。

でも、ぶっちゃけ、ニュートが魔法動物とイチャイチャしてるシーンが見れれば他のことはどうでも良いんですよ(笑)。

ニュートのマンティコアダンスが可愛かったし、密かに推してるテセウスのおっちょこちょいな姿が見れてとても可愛かった! なので、本作も「見て良かった!」と思っています!

1作目みたいに魔法動物を収集する『ニュートとジェイコブの魔法動物記』みたいな作品をスピンオフで作って欲しいです(笑)。

グリンデルバルドのキャスト変更は、「口が上手くて人を操る」というキャラクターとしては、ジョニー・デップの方が良かったなぁと私は思いました。でも、マッツ・ミケルセンが演じるグリンデルバルドは、とてもセクシーで、ダンブルドアとお似合いですね。
色々問題が出てきて製作側も大変だろうと思いますが、グリンデルバルドの容姿が毎回違うので、情報を知らずに見る人は混乱するのでは? という感じ。作品を見ている側に、影響のないように演出していただきたかったかなというのはありますね。

色々不満な部分はありつつも、ニュートとジェイコブが大好きなので、シリーズの最後まで見届けたいと思います!

ダンス・ダンス・ダンスール

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子供の頃、男のバレエダンサーに魅了されつつも、男がバレエをやるのは恥ずかしいと思ってしまい、その思いを胸に秘めていた潤平。中学生になり、実家がバレエスクールをやっている同級生の都に誘われて、再びバレエと向き合うことになるが…!?

という青春スポーツものなのですが…! この話、読み始めた頃は潤平目線で見てましたが、大人になって読み返すと、先生たちにすごく共感できるんですよ!

かつて「自分がダンサーになる!」と本気で立ち向かっていた人たちが、その夢に折り合いをつけて生徒を教えるって、子供の頃にはわからなかった心境なんですが、大人になってみるとしみじみわかる。そして、育てることで大人も一緒に成長していくんですよね…。その描写にいつも胸をギュッと掴まれます。特に私は中村先生が大好き! そろそろアニメにも出てきそうなので楽しみです!

潤平が「踊るのがただただ楽しくて踊っているけど、そこに自分がない」というのを感じるシーンがあるのですが、そこは絵描きの私も共感できる部分があって一緒にどん底まで落ちました。

ジョージ朝倉先生が描く、心の光と闇が大好きな私は、めちゃくちゃ好きな漫画! なので、あの透明感とキラメキはアニメじゃ描けない!! と思ってしまうのですが(特にアニメの目の中の光が、確かに漫画にもあるけどそうじゃないのよ〜と思ってしまう…。)、やっぱりバレエはダンスなので、漫画ではわからない動きが映像として見られるのはとっても嬉しいですね♪

2022年4月 振り返り

「ベルファスト」は、「ジョジョ・ラビット」が好きならおすすめという評判だったのでとても楽しみにしていたのですが、良い話だなと思いつつも、あんまり愛郷心のない私はそこまでハマらず。

映画「カモンカモン」イラスト ファンアート

A24の「カモンカモン」は、母親に面倒ばかりかけていた私は、過去の自分と母親のことを考えてしまって映画に集中できず…。いまだにジェシーでありながら、ジョニーのような大人になってしまった私は、ジェシーとジョニーが出会えていることをとても羨ましく思いました。

自分の過去をえぐるようなところがあり、好きな映画とは言えないけど、子供たちのインタビューも含めて心に残る映画でした。

ここ最近、少し心が疲れているのか、物語を見たい気持ちが少し弱まっていて、ボーッとしたりすることが多いのですが、やっぱり好きな物語に出会えると元気になれますね。

本を読んだり、リフレッシュしつつ、また色々な作品に出会いたいと思います♪